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図書館とかお店でICタグに使われてるRFID技術と個人利用可用性

大きい県立の図書館などに行くと、図書館の職員さんがリーダーを持って本をチェックしていたりしていることを見ることができます。また、本を借りる際に本を機械に置くと、自動で本を識別して無人貸し出しをしてくれるところもあります。図書館でなくとも、百貨店やCDショップの入り口のドアには窃盗防止用の大きな機械が置いてあったりします。

ああいうものはRFIDというシステムを使っています。

RFIDは”radio frequency identification”を意味し、電波を通してICタグとRFIDリーダー間で情報をやり取りする技術です。radio frequencyというと、その名の通りラジオから出る電波や、電子レンジを使うときに出る電波と同一のものですね。体にはあまり良くありません。

RFIDの主な目的は、物や動物、人の位置を把握することです。RFIDリーダーからICタグに電波を送り、ICタグがそれを受信すると、電波をICタグに送り返し、それによってICタグおよび物の位置を把握することができます。

RFIDのICタグは多くの場合、passiveタグ(受動的なタグ)が採用されています。このタグは名前の通り、受動的なタグであり、タグ自体に電源を持たず、電源供給を必要としません。また、3種類のタグの中で一番手頃であることも人気の理由の1つとされています。
他に2種類、semi passiveタグ、activeタグがあります。

電源供給を必要としないと言いましたが、一体仕組みはどうなっているのでしょうか。最近はスマホをコードセスに充電することができる製品が出てきましたが、あれとちょうど同じように、ICタグはRFIDリーダーからの電波を機動元としています。RFIDリーダーがICタグに電波を送り、ICタグに電波をリーダーに送り返す十分な電力が蓄積されると、リーダーに情報を電波として送り返す、という寸法です。

RFIDリーダーの電波強度はlow frequency (LF), high frequency (HF), ultra high frequency (UHF)の3種類があり、ICタグとリーダーの許容距離に影響します。それぞれ、10cm, 1m, 15m程度が最大距離となっています。通常業務用として使われる場合、UHFが多いようです。

RFIDの個人利用可用性

僕は個人的に、本をたくさん所持しています。また、趣味程度ですが小売もしています。気に入ったものを仕入れてネットショップやamazonで売る、といった具合です。
個人や個人事業主としてRFIDを導入したい方は少なくないと思います。RFID自体は20年ほど前からあるようですが、RFIDの導入障壁は相変わらず高いように思えます。

というのも、RFIDリーダーの市場価格です。

例えば利用の多いRFIDリーダーの一つ、RFD8500は1300ドルします。2019年9月時点です。だいたい15万円ですね。
さらに高性能なものを買おうとすると、30万~40万くらいかかります。

RFID Readers & Scanners | Handheld | Zebra
RFD8500 Handheld RFID/1D/2D Sled | Zebra

規模の大きい小売であれば買う価値はあるでしょうが、僕のようなただ整理整頓したい、私物の管理をデジタル化したい、という需要にしては、値が張るガジェットです。

15万円も払うなら、200や300の本の管理程度であれば、RFIDに頼らず、自分で整理していきたいですね。15万円あれば、150冊の本が買えてしまいます。

近いうちに個人でも手軽に導入できるようになるといいですね。

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